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デジタルネガフィルムのプロファイルを使わないプリント方法について

私が持っているプリンタは、PX-5600ですが、デジタルネガフィルムのICCプロファイルが配られていません。ICCプロファイルがなくてもレタッチでカバーできますか?ネガ作成のコツがあれば教えてください。

更新日時 2012/8/25 01:04 [コメント:1件]

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1件のコメントがあります。

  • ニックネーム Digital-Negatives.jp

    私もPX-5600所有で、デジタルネガフィルムTPS100を使って銀塩バライタプリントを行いました。 デジタルネガフィルムを用いたプリント法には、ICCプロファイルを用いる方法の他に、トーンカーブを用いる手法が汎用的です。 写真愛好家Yさんがページを紹介してくださっていますが、トーンカーブファイルのダウンロードは、ページ構成を最近更新したので現在下記のURLになっております。 http://www.digital-negatives.jp/download_gelatin_silver.html 銀塩用デジタルネガのプリント時に大切なのは、階調補正を目的としたICCプロファイル(またはトーンカーブ)と、最大インク量の調整です。 ペーパーにプリントする目的に設計されたドライバーでしかデジタルネガもプリント出来ないわけで、ネガとしてはシャドー部が薄すぎるものしか通常得られません。この為、十分な黒濃度の出るプリントを得ようとすると、シャドーの階調は潰れてしまいます。これを防ぐ目的であらかじめトーンカーブにて補正を行うわけです。また、理想的なネガのラティチュードを確保するためにインク量を多めに設定するとうまくいくかもしれません。 掲載したトーンカーブと設定は、使う印画紙が変わるなど環境が変わるとマッチングが悪くなる可能性がありますが、試されてみるのも良いかもしれません。 また、基本的にはデジタルネガ用の“レタッチ”というものは存在せずキャリブレーション(ICCプロファイルやトーンカーブ)がしっかりしていれば通常のデジタルプリント同様の感覚でプリントが可能なはずです。

    コメント日時 2012/8/25 01:04