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マトリョーシカ・ホテル/中国/2018年
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マッドメン/パプアニューギニア/2018年
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Sint Maarten, 2014
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Oita, Japan, 2017
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タイの地獄寺/タイ/2008-2018
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2024.4.7【SUN】
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5.26【SUN】
Nevada, United States, 2019
これまで世界120カ国以上を巡り、ありとあらゆる「奇妙なもの」を対象に、博物学的・美学的視点で撮影と執筆活動を行ってきた佐藤健寿(1978年-)。多様な文化や建築、自然が生んだ奇景、奇妙に見える風俗を持つ人々など、尽きることのない探究心を通して撮影された未知なるものは、わたしたちに多くの驚きと発見を与え、好奇心をかき立ててきました。
アメリカのエリア51からはじまった佐藤健寿の奇妙な旅は、20年の節目を迎えます。
稀代の写真家、そして作家として、幅広い世代から支持を受け、近年はテレビ、雑誌、ラジオなどメディアでの活躍の場も広げています。
本展は、佐藤健寿の造語をタイトルとして出版され、人気を博した代表作『奇界遺産』をはじめ、過去20年にわたる旅をシンプルな視点で捉えた『世界』、さらに本展巡回各地の不思議なものを撮り下ろした特別な作品を展示しながら、人間の根源とその普遍性を見つめ続けてきた佐藤健寿の魅力に迫ろうとするものです。
世界的パンデミックによって世界への扉が閉ざされてしまったいま、本展が皆様にとって新鮮な旅に想いを馳せる機会や、新たな世界を見つけるためのヒントとなれば幸いです。
Nevada, United States, 2019
武蔵野美術大学卒。世界各地の“奇妙なもの”を対象に、博物学的・美学的視点から撮影・執筆。写真集『奇界遺産』シリーズ(エクスナレッジ)は異例のベストセラーに。TBS系「クレイジージャーニー」、NHK「ニッポンのジレンマ」ほかテレビ・ラジオ・雑誌への出演歴多数。
佐藤健寿
KENJI SATO
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写真家・作家としての活動を開始してから約20年の節目を迎えた佐藤健寿。初期から最新の作品までを通覧する美術館での初めての展覧会を開催します。
写真家・作家としての活動を開始してから約20年の節目を迎えた佐藤健寿。初期から最新の作品までを通覧する美術館での初めての展覧会を開催します。
世界中に散らばる不思議な物語の数々を「居住」、「奇景」、「廃墟」、「宇宙」、「信仰」など12のテーマに分類し、本展のために書き下ろされた佐藤健寿の解説とともに紹介します。“奇妙”とは、そして“普通”とは何か。ひたすら何かを生み出し、創り上げていく人間の途方もないエネルギーや想像力を、是も非もなく見つめ続ける佐藤健寿の眼差しが感じられます。
バイコヌール宇宙基地/
カザフスタン/2014年
レイチュン・セチャー大仏/
ミャンマー/2011年
金剛宮/台湾/2009年
2021年に刊行された写真集『世界』より、過去20年間で120カ国以上を巡った佐藤健寿の旅人としての“記憶”を切り取ったような作品を展示します。漠然とした抽象的な意味の大きな「世界」。人間一人ひとりが持つ小さな「世界」。佐藤健寿の捉えた「世界」が、大小さまざまな「世界」をゆるやかにつなぎ、新しい「世界」を提示していきます。
Al-'Ula, Saudi Arabia, 2019
Eurasia, 2014
Garkon, India, 2017
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会場には佐藤健寿の写真作品に関連する民俗資料も登場します。
ガーナのある村でつくられた全長3メートルにも及ぶ飛行機型の棺(ひつぎ)や、ブルガリアで行われる幸福と繁栄をもたらす奇祭に用いられる鬼の面、美しい文様が施されたパプア・ニューギニアの仮面など、その土地の文化を立体的に感じられる展示です。
クケリ/ブルガリア/2018年
仮面、国立民族学博物館
ガ族の棺桶/ガーナ/2012年
ガ族の棺桶/ガーナ/2012年
棺(飛行機)、
国立民族学博物館蔵
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※撮り下ろしは場合により
実施しない会場もございます
世界中を旅する傍ら、日本各地の撮影も精力的に行っている佐藤健寿。本展では、各開催美術館の地域において佐藤健寿が興味をもった対象を撮り下ろした新作を展示します。「新たなる発見の旅とは、まだ見ぬ景色を探すことではない。世界を見る新たな目を、見つけることだ。」と『世界不思議地図』の序文で佐藤健寿が引用した言葉に語られるように、見慣れたはずの日常風景がどこか違って見える、そんな鑑賞体験を堪能いただけます。
Kobe.01, 2021
Nishinomiya.02, 2021
Ashiya&Nishinomiya, 2021
4
新型コロナウイルス感染症が世界中に広まってから2年半が過ぎ、海外を中心に規制が緩和され始めた2022年7月、佐藤健寿の旅はついに再開しました。2023年2月までの間に訪れた数カ国の中で特に印象に残った場所、風景、人々を最新作として展示します。テレビ番組や雑誌で取り上げられ、話題となった作品の数々が迫力の大型プリントで会場に登場します。
Mon, India / 2023.01
Pyramiden , Svalbard(Norway) / 2022. 08
Phetchabun, Thailand / 2022.07
米子市美術館
鳥取県米子市中町12番地
2024年4月7日(日) ~ 5月26日(日)
水曜日(ただし5/1・5/8は開館)
10:00~18:00※入場は17:30まで
一般・高大生・・・1,300円 (前売り 1,000円)
中学生以下・・・・無料
※15名以上の団体、障がいのある方
(付添1人を含む)は前売り料金
※次の方は当日料金より100円割引(割引重複利用不可)
70歳以上の方/米子市美術館後援会・
米子市歴史館友の会・Feel友の会会員(要会員証)/
鳥取県ミュージアム・ネットワーク加盟館チケット・
年間パスポートなどご持参の方/
「とっとり子育て応援パスポート」
「しまね子育て応援パスポート」ご持参の方
“サトウ ケンジ”さんは無料でご入場いただけます!
※要証明
次の期間、該当される方は当日料金より
100円割引(割引重複利用不可)
“サトウ” さん・“ケンジ”さんウィーク
(サトウさん、ケンジさん)※要証明
ティーチャーズ ウィーク(鳥取・島根の
教職員の方)※要教職員証
シニア ウィーク(65歳以上の方)※要証明
ベイビー ウィーク(乳児をお連れの方)
チケット販売場所
【全国】ローソンチケット
(Lコード62414)
【米子】米子市美術館・山陰ビデオシステム・米子市文化振興課・米子市美術館後援会・米子市立図書館・
米子市立山陰歴史館・米子市児童文化センター・米子市文化ホール・米子市公会堂・米子市淀江文化センター・
上淀白鳳の丘展示館・アルテプラザ・米子市国際観光案内所・米子市観光センター・米子まちなか観光案内所・
米子コンベンションセンター・JU米子髙島屋・イオン日吉津店・TSUTAYA角盤町店、TSUTAYA東福原店
【境港】夢みなとタワー・境港市観光案内所・境港市民交流センター「みなとテラス」
【倉吉】倉吉博物館・鳥取県立倉吉未来中心
【鳥取】鳥取県立博物館ミュージアムショップ・とりぎん文化会館
【安来】安来観光交流プラザ・安来市総合文化ホール アルテピア
【松江】島根県民会館チケットコーナー・松江テルサ事務局
米子市、米子市教育委員会、
(一財) 米子市文化財団 米子市美術館
山陰ビデオシステム、朝日新聞社
国立民族学博物館、
ピクトリコプリント工房、フレームマン
サテライトコミュニケーションズ
ネットワーク
中海テレビ放送、日本海テレビ、
TSKさんいん中央テレビ※順不同
鳥取県、鳥取県教育委員会、
米子市美術館後援会、
米子市文化協議会、
BSS山陰放送、
新日本海新聞社、山陰中央新報社
新型コロナウイルス感染症の拡大状況により、本展(会期・入場方法等)および関連イベントは変更となる場合がございます。
ご来館の際は、主催者ウェブサイトにて最新の情報をご確認ください。
①Special Event
佐藤健寿によるギャラリーツアー
閉館後の展示室を作家本人のガイドで巡る特別なツアーです。
※イベント終了時間が遅いため、未成年の方は保護者の方ご同伴にて参加をお願いいたします。
2024年4月7日(日) 18:15 ~ 19:45
本展 会場エントランス
20名 ★
5,000円(観覧券、サイン入り図録付き)
②Talk Event
佐藤健寿「奇界/世界」を語る
本展の見どころのほか、これまでの活動や撮影秘話などについて語っていただきます。
2024年5月11日(土) 14:00~15:30
米子市文化ホール イベントホール
150名 ★
無 料 ただし、本展観覧券が
必要(半券可) ※要申込
【お申し込み方法】
各イベントの詳細・申込方法はお申し込みボタンよりをご覧ください。
★のイベントは応募多数の場合抽選となります。
大分市美術館
2024年6月28日(金)〜9月23日(月)
西宮市大谷記念美術館
2022年4月2日(土)〜6月5日(日)
高知県立美術館
2022年6月18日(土)〜9月11日(日)
山口県立美術館
2023年4月14日(金) ~6月11日(日)
群馬県立館林美術館
2023年7月15日(土)〜9月18日(月・祝)
公式図録では、ダイナミックで美しく、不思議な魅力を纏う写真を余すことなく掲載するとともに、
本展のために佐藤健寿が書き下ろした解説を随所に掲載。
写真家、また作家として精力的に行ってきた書籍出版を振り返る自著解説も充実しています。
写真集のような、そして図鑑のような、隅から隅まで見応え&読み応えたっぷりの一冊です。
また、本図録は展示テーマである「奇界/世界」を“両面表紙”という構造で表現しました。
「奇界」と「世界」、どちらの表紙から読んでも楽しめる仕掛けは本図録ならではのこだわりです。
約20年にわたる作家活動を通覧する充実の内容をぜひお手元でご堪能ください。
鶴岡真弓氏(多摩美術大学美術館 館長)
山中由里子氏(国立民族学博物館 教授)
2022年発行、256ページ、
W148×H198、両面表紙
¥3,300(税込)
※電話でのご注文は
フリーダイヤル 0120-013-193
(年末年始をのぞく毎日9:00~19:00)。
※全国一律660円(税込)の送料がかかります。詳しくは朝日新聞SHOPへ直接お問い合わせください。
※本図録は展覧会会場と朝日新聞SHOPでの限定販売です。一般書店ではお取り扱いがございませんのでご注意ください。