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ピクトリコ フォトコンテスト 2018-2019結果発表

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審査員総評

自由部門アイコン

<自由部門:茂手木 秀行>
応募頂いたたくさんの方々に御礼申し上げます。選に漏れた作品も美しく価値あるものであることをまず先にお伝えしておきます。幅広い年代からの応募をいただきましたが、年代ごとに傾向があり興味深いものでした。発想が自由であり、デジタル処理への抵抗を感じさせないシニア層であったことは特筆すべき点です。若年層は当然のごとく勢いのある作品。ミドル層は少し元気が無く、他者視線を意識した作品が多数でした。これらはその年代が置かれた社会的な役割にもリンクしているように感じられました。作品は自分自身の表現です。既存の写真に囚われる必要はありません。楽しんでいきましょう!

ネイチャー部門アイコン

<ネイチャー部門:高砂 淳二>
組写真も単体もモノクロもカラーも一堂に集めての審査だったからか、同じ自然でも、自然をそのまましっかり再現される方もいれば、アーティスティックに表現される方もいて、とても楽しく審査させていただきました。単なる自然の美しさだけでなく、形、色、存在の不思議さなどを、みなさんしっかりと観察されています。プリントでの応募ということで、紙質やプリント技術にこだわっている方も多く、完成度の高い作品がたくさんありました。

学生部門アイコン

<学生部門:鶴巻 育子>
学生部門ということで、技術的にあと一歩な作品が多かったのは確かです。しかし、撮りたい衝動でシャッターを切っていたり、珍しい視点だったり、学生ならではのパワフルな作品が多く楽しく審査させていただきました。選考基準は、技術面と視点の他に、被写体やテーマに合った用紙セレクト、余白の作り方など、プリントの仕上げ方も重要視しました。
写真は撮って終わりではなく、イメージ通りにプリントし物として形に残してこそ「写真」「作品」と呼べると思います。

ピクトリコフォトコンテスト2018-2019受賞作品展

会期:2019年5月31日(金)〜6月2日(日)(受賞作品の全点を3日間展示)

時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)

場所:3331 Arts Chiyoda(アーツ千代田3331)
〒101-0021東京都千代田区外神田6丁目11-14

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